更年期障害の鍼灸治療
更年期障害
更年期とは閉経前後の時期をさし、この時期に肉体的・精神的に色々な変化や症状が出てくることを更年期障害といいます。
卵巣の機能が衰え卵巣ホルモン (エストロゲン)の分泌が減少しはじめ、逆に脳下垂体前葉の性腺刺激ホルモンや副腎皮質ホルモンが増加するために、女性ホルモンのバランスが崩れホルモン系の調和が乱れることにより、自律神経の中枢に影響を与えて自律神経の失調をきたしてしまうのです。
情動まで影響を受け様々な症状が現れます。
のぼせ、熱感、足の冷え、疲労感、動悸、めまい、肩こり、頭痛、食欲不振、不眠、耳鳴り、発汗、血圧の変動などの身体的症状や不安、興奮、神経過敏、気分の落ち込み、健忘、ねたみ、やきもちなどの精神的症状。
肥満、皮膚のつやが悪くなるなどのホルモン分泌による変調がおこります。
人によっては更年期が気にならない人もいれば、具合が悪くなり日常生活に支障をきたす人など様々です。
また不規則な生活や食事を続けていたり無理なダイエットをくり返したりした人は30代後半からホルモンのバランスが崩れ更年期障害の症状がみられることがあります。
東洋医学では、冷え症の考え方とにています。
血が不足して循環が悪くなっている状態(血虚)と、血が停滞して循環が悪くなった状態(おけつ)とがあります。
「血虚」とよばれる症状があると全身及び内外が冷える、食欲はないが食べれば食べられる、唇が荒れやすくなります。
「おけつ」とよばれる症状があると、気のめぐりが悪くなり、また水のめぐりも悪くなります。
便は硬いか便秘、小便の回数が多いか量が多い、暑がりで寒がり、食欲旺盛、首・肩が凝ります。
「血」の状態によって症状がでるのです。
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