きがえるカラダ的ライフスタイル
① 春(変化の季節です)
春は心地よく、気分がウキウキする季節ですね。
しかし、4月といえば新生活が始まることで、精神面でのトラブルや不安も抱えやすい時期。
新学期や新入社、子供では入園、入学と新しい環境が訪れがちな季節です。また、習い事やスポーツを始めるといった方も多くいらっしゃることでしょう。
これまでとは違う慣れない環境のためストレスを溜めてしまうこともあることでしょう。こうしたストレスは、大人では様々なカラダの不調につながっていきます。
子供では夜泣きが始まる、疳虫症、おねしょ等の症状がみられます。
またこの時期は花粉症を発症する人が増える時期でもあります。
大人も子供にとってもツライ症状です。
そこで今回は花粉症と4月に多い子供の症状について書いてみました。
脳との意外なつながりや、なぜ花粉症の人が増えているのか、子供のココロ・カラダの変化を考えてみましょう。
花粉症は首から上に集中して症状がでます。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、喉の痛み、目のかゆみ・・・・・など。
症状が出てしまうと、なかなか仕事がはかどらなかったり、気持ちもふさぎがちになってしまいます。
今、若い世代の花粉症が目立ってきているのを、知っていますか?
それは、幼い頃からの衛生面に対して過度な対応によって育てられた環境に因るものではないかとの研究報告があります。
その内容として、手や顔をこまめに洗い、常に「除菌、除菌」と消毒液を使う。風邪をひくことを恐れ、風邪をひいてしまったら薬を飲ませ、小さい頃から抗生物質などを頻繁に服用している。化学調味料を使ったレトルト食品や、お菓子などを摂取している等があげられるそうです。
思いあたることはありませんか?
面白い実験の結果があります。
花粉症患者に室内(花粉が一切入らないようにしてある)で「花粉が飛んでいる映像」をみてもらうと、すぐに鼻水・くしゃみ・目のかゆみを訴え始めたと言うのです。
実際は花粉は飛んでいないのに、脳が「花粉」と思っただけで症状が出たのです。
これを逆にいえば、脳(思考)で体はいくらでも変えられるということですね。
子供は心身のバランスがくずれやすく、ちょっとしたことが原因で症状がでます。
入園、入学を迎え今までとは違う環境に身をおくこと、引っ越し、習い事などで生活環境・生活リズムの変化。
大人にとっては「〇歳になったから入園・入学は当たり前」でも、子供にとっては頭の中が「なんで?」「どうして?」でいっぱいです。
個人差はありますが、脳の中が情報と刺激でいっぱいになり、夜泣き、疳の虫、おねしょなどにつながります。
☆日常で心がけていただきたいこと
睡眠は上手にとれていますか?春の過眠にならないようにしましょう。
刺激物を避けビタミン・ミネラルをとりましょう。食事の品目だけでなく味のバランスにも気をつけましょう。(苦味・酸味もとりましょう)
適度な運動とストレッチをしてカラダのなかの巡りをよくしましょう。
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