きがえるカラダ的ライフスタイル

② 夏(夏に多い病気)

梅雨の時期に多いぜんそく、気管支炎、関節痛、神経痛、うつ、倦怠感などの症状は出ていませんか?

夏が苦手な人、夏になると調子が良くなる人、体質や今のカラダの状態によって出る症状は人それぞれです。

また、梅雨が明け熱波に覆われる夏本番の時期に気になるのは、冷房病、夏バテ、あせも・・・。

大人も子供にもつらい症状です。いまから体力をつけて、夏を乗り切りましょう。

今回は夏に多い病気と東洋医学について書いてみました。



鏡の前で舌を出してみてください。

舌のふちがギザギザしていませんか?

最近、耳が聞こえにくい、手足が重いと感じたことはありませんか?

これはカラダのなかに余分な水分が停滞している現れです。

これがだるさや夏バテを悪化させるのです。妊婦さんはつわりがひどくなり冷えにまで進むと逆子になる可能性があります。



クーラーの普及により汗をかかない生活が続くと体温調節機能が衰えてしまいます。

汗が出ない→余分な水分が溜まる→冷え→汗がさらに出ない・・・・・と悪循環に陥ります。

また、体温調節がうまく働かないことは自律神経もうまく働いていないということになります。

これが免疫力低下、頭痛、肩こり、不眠につながっていきます。

梅雨の時期にカラダに溜めた「湿と水分」に冷えが加わると頑固な冷え症に繋がります。



乳幼児に多くみられますが、大人でも服装(下着やベルト)、抱っこひもによる締めつけであせもが出ることがあります。女性の場合は化粧により毛穴をふさいでしまうことで首にあせもが出ます。

かゆみが伴うと子供はガマンできずに掻いてしまうので予防が大切です。

2歳までの環境で汗腺の数が決まり発汗能力がつくられるといわれています。


①クーラーの多用は避け、温度設定に気を付ける
②ベビーパウダーを上手に使う
・体に残った水分をしっかり拭き取ってからつけましょう。厚くぬり過ぎない。
・すでにあせもが出ているところに塗っても意味はありません。
③シャワーの使い過ぎは皮膚のバリア機能を低下させます。ぬれたタオルで拭いたり、あせもができる前にパウダーをつけたりと予防しましょう。

子供も大人も同じ対策を!!

まずはカラダに不必要なものは外に出すカラダ作りをしましょう。

冷飲食は控え、冷房の使用を控えたり、温度設定に気をつける。

旬のものを食べる。内臓をあたためカラダを柔らかくする。

水をとる(コーヒーや牛乳など色が濃いものを飲んだ後はなるべく水を飲みましょう)

☆日常で心がけていただきたいこと

カラダが冷えたり、冷房の冷たい空気を吸うことで免疫力は低下します。汗をこまめに拭き、風がカラダに当たらないようにしましょう。

関節痛、悪化の原因をつくらないよう、カラダを動かして関節を柔らかくしましょう。

湿度が70%を超える日が多くなるとカビ・ダニが発生しやすくなります。アレルゲンを除去し喘息、気管支炎の予防に努めましょう。

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