きがえるカラダ的ライフスタイル

⑪私たちのカラダをつくる食べ物

 

夏に受けた暑さや紫外線、湿気などがカラダに残ったままではカラダは傷み不調の原因となります。

ダメージや傷は人間の自然治癒力によって元気なカラダに戻りますが、
何らかの原因で自然治癒力が働かないと回復は望めません。

その回復するカラダは私たちが毎日取り入れているもの、「食事」からつくられるのです。

私はスーパーで食品の発注のアルバイトをしていたことがあるのですが、
テレビの健康情報番組で「○○を食べるだけで痩せる」「血液がサラサラになる○○」「美容に良い○○」など、テレビで情報が流れるとその日と次の日には、紹介された食材を大量買いする人であっという間に売り切れになり、業者に発注をかけても在庫がなくなることを経験しました。
 
最近も健康に関する食べ物、飲み物のコマーシャルや番組をよく見かけます。
 
確かに長年研究して商品として形にしているわけですが、
その情報はあなたに合っていますか?

症状は同じでも一人一人カラダのなかは違います。

カラダに良いと言われるものを摂取するだけでは結果は満足するほど出ないのではないでしょうか?まずはカラダを整えて食べ物から栄養を摂取できるカラダつくりが先です。
 
カラダに良いからと言って同じ食材ばかり長期、多量に摂取することはあまりオススメできません。

野菜、果物などにはそれぞれ持っているアクがあり、
同野菜、果物を摂り続けるとカラダに同じアクを多量に取り入れてしまうことになります。
 
アク=微毒であり、消化吸収を損ねカラダに悪さをします。

カラダに良いものと思って摂取しても消化吸収されなければ食材の栄養を取り入れることができず意味がありません。
 

また健康食品やサプリメントがたくさん出ている今日。

カラダに良いものばかりを追い求めるのではなく、まずは悪いものを取り入れないようにする心がけがよいのかもしれません。
 
カラダに悪いものと聞いてまず思い浮かべるのは、食品添加物ではないでしょうか。

食品添加物というと「危険」「発ガン」「アトピー、アレルギーの原因」などの言葉を思い浮かべ、
また具体的には発色剤や保存料、着色料、甘味料などが思いつくのではないでしょうか。

日本の食品添加物は440品目以上ともいわれています。

使用基準があり、許容一日摂取量も定められていて安全であるとされています。

しかし危険で中止されたものでも様々な圧力によって再度使用されたこともあります。
 
危険性がわかっていても見栄えや味、手軽さ、保存に強いなど私たち主婦には便利な面もあり、添加物を全くとらない生活はなかなか難しいものです。

添加物を気にしていたら食べるものがなくなってしまう現在。だからこそ添加物と上手く付き合っていきましょう。

カラダに悪いものは多く摂取せず、偏食をさけ、素材に近いかたちで食べることが人間の生命力を活性化するのではないでしょうか。
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